28 June 2015

植栽の難しさよ。。


英国は夏本番。
連日最高気温が20度を超えて、あらゆるものが光り輝いております。
1年で一番いい時季がやって来ました!

2度目の夏を迎えた我が家の庭。
改めてガーデニングって計画がすべてだわ、と実感しております。

たとえば、上の写真。
前庭の一角なのですが、今、一番多くの花が咲いていると思われます。
が、何だかまばら感が否めない。
色々な植物がギュウギュウに植えられているのに。
花の咲く時期がばらばらの植物が点々と植わっているため、咲き乱れてる感じにならないんですねぇ。
次の夏に向けてみっちり作戦を練らなければ。。

とはいえ、庭のあちこちで夏の花の開花が始まってます!

今年はもう咲かないのかと思っていたクリーム色のアイリスが咲いていました。
株の真ん中が結構あいているので要株分け。

越してきてすぐに植えた宿根草。
ラベルを紛失して何なのか分らず。。

秋に種を撒いたニゲラ。
淡い水色から紫へ。グラデーションがいい感じ♪

耐寒性フクシア。
この花を見ると、夏が来たー、という感じがしますねぇ

20 June 2015

初夏のウィズリーへ


久しぶりにウィズリー・ガーデンに行ってきました。
この時期に訪れるのは初めてです。


お目当ては満開のローズ・ガーデン。
辺り一面に花の香りが満ち満ちていて、乙女度急上昇。

バラとサルビア。鉄板の組み合わせですな。

一際目を惹く黒い葉にピンクの花のこちらの木は、西洋ニワトコ(Sambucus nigra 'Eva')。

ハートの女王。

今年は『不思議の国のアリス』出版 150 周年。
それを記念して園内のあちこちに登場キャラクターの彫刻が(肝心のアリスは見つけられず。。)

ハートの女王のすぐそばに控えていたトランプの兵隊。
後ろの白いバラを赤く塗るところ?

別の場所にいたウサギとイモムシ。

さて。この日気になったバラは。。

Lady Emma Hamilton 'Absbrother'
オレンジ → アプリコット → ピーチピンクと咲き進むにつれて花の色が大きく変化します。

'Charles de Mills'
見事なロゼット咲き!

Chandos Beauty 'Harmisty'
今、一番欲しいのはこんな色合いのバラかも。


この日はかなり気温が上がって暑かった~。
鴨がウォーター・フィーチャーで頭冷やしてました。

この咲き乱れてる感を我が家の庭で再現できたら!

もうすぐウィンブルドン。ウィズリーにもセンター・コートが。

18 June 2015

クレマチスの分類

我が家の庭には前住人の置き土産のクレマチスが4本あります。
いつ、どのように剪定するのか、調べてもピンと来なくて放置しておりました。
RHS発行の「The Garden」6月号にクレマチスの詳しい分類が載っていて、やっとハッキリしました。


家の正面にツルバラと一緒に植えられているクレマチス。
「剪定グループ2」に属しています。
剪定時期は春の初め、芽が出始めた頃。


 裏庭のリンゴの木に誘引されているこちらの真っ白なクレマチスも「剪定グループ2」

この他に冬にベル型の花を咲かせるクレマチスがあるのですが、
それは「剪定グループ1」に属していて、花後すぐに剪定するそう。

ところで、上の白いクレマチス、写真を撮った5日後に、


こんな姿に。
何事?!と周りを見回したところ、


何本かの蔓がポッキリと(涙)
がぁぁぁぁん。きれいに咲いてたのにぃ。。
狐か猫に踏まれたんでしょうか。。

エンドウ豆の花。なかなか可愛らしい♪
 

 我が家のシンボル・ツリー、シデコブシの下のジギタリス。
左側は自然に生えてきたもので右側は別の場所から移植したもの。
蟻のアブラムシ養殖場になっていて、取り除いても取り除いても黒いアブラムシがビッシリと。。

スプーン型のオステオペルマム、のハズがスプーン型になる気配なし。なぜ?


 多肉植物に初めて花が!
これは確か4年ほど前にコロンビア・ロードのフラワー・マーケットで購入したもの。

なんて愛らしい。。

17 June 2015

野菜畑の進捗


今の野菜畑の様子(背景が緑でわかりにくいですが。。)
日当たりが良くないのでゆっくりではありますが、野菜たち、成長しております。

左側と真ん中辺りには種から育てたトマトの苗を植えました。
無事実が付いた暁には、日本のぎりぎりまで水を遣らない方式と英国のたっぷり水を遣る方式を試して、比較してみたいと思います。

右側にはディル、コリアンダー、パセリ、とハーブを植えました。
植え付け前にNemaslugを散布して、植えた後はコーヒー出涸らしも撒いていたのですが、
コリアンダー全滅(涙)

その後、ガーデンセンターで「Sluggo」なるものを見つけまして。
オーガニック・ガーデンに使える、ペット・植物に安全なナメクジ/カタツムリ駆除剤。
450グラム入りで4ポンド弱とお手頃だし、なによりナメクジにしか効かないNemaslugと違ってカタツムリもやっつけてくれるということで、
試してみたところ、"そこそこ" 効いてます。

というわけで、バックアップとして鉢で育てていたコリアンダーを植え付けました。


何だかビーツの葉っぱが不穏な感じ。
病気でしょうか?


エンドウ豆は、もうすぐ収穫できそう。


春先に剪定したコーナスの枝をピースティックとして使っているのですが、
1本根付いたのか、芽が出てました!
嗚呼、生命。。

11 June 2015

バラの季節

昨年より2週間ほど遅れて、バラの開花が始まりました。

「ザ・バラ」といった趣の赤いバラ。
このバラを見ると、『星の王子さま』に出てくるわがままなバラを思い出します。

家の正面を覆っているツルバラ(ランブリング・ローズ)は満開。
昨年はこの左側にある藤と同時に咲いたのですが、今年は藤が終わってからの開花でした。

一番甘い香りがするこちらのバラは開花まであと一息。

昨年、秋が深まるまで繰り返し花を付けたこちらのバラも開花までもう一息。

前住人が越して来た時には既に植わっていたという古風なバラ。

1本、まったく蕾を付けていない木があって、RHS のサイトで調べてみたところ、
Rose blindness」と言うそうな。
サイトにあったアドバイスに従って、枝を少し切って肥料をやって様子を見ることに。
昨年は沢山花を付けていたのになぁ。

7 June 2015

リージェンツ・パークのローズ・ガーデン


ロンドンのバラの名所、リージェンツ・パーク内にあるクイーン・メアリーズ・ガーデンが見頃です。
ロンドン随一のバラのコレクションを誇る園内には、約12,000本が植えられているそう。
ゲートをくぐると、ふんわり甘い香りが漂ってきてテンション上がります!

我が家の庭には前住人の置き土産のバラが何本か植わっているのですが、
せっかくなら自分で裸苗から育ててみたいと考え中。
なので、今回の訪問の目的はバラのウィンドウ・ショッピング(笑)です。

というわけで、気になったバラたちをズラズラと。

Blessings

Diamond Jubilee

Norwich Castle


Belmonte


Lady of Shalott

品種不明。この微妙な色合い、好きだー。

Grace


Maid Marion

 なかでも、とりわけハートを鷲掴みにされたのが、次の2品種。

Jubilee Celebration


Queen of Sweden



6月は、英国が一番光り輝くときかも。

 
バラ以外のボーダーも見応えあり。

先月訪れたイザベラ・プランテーションもそうですが、
これだけ整備された庭園が無料で開放されているなんて、太っ腹だわ~、ロンドン!


Queen Mary's Garden

5 June 2015

アヤメ満開


庭のあちこちに植えられている前住人の置き土産のアヤメが満開です。
昨年、恐る恐る株分けしたものも無事花が咲いて一安心。


 昨年の春に、鉢植えだった紅葉をアヤメの脇に定植。
ちょっぴり和風でお気に入りの一角です。

裏庭で開花が始まった黄色のアヤメ。
大株のフロミス (エルサレム・セージ) を半分に減らしたところ、下から出てきました。
今年、初めて開花。


グースベリーの実。大きくなれよー。
ハバチの幼虫が結構な数ついて葉っぱモリモリ食べておりました。
相当数やっつけたのですが、「ギャーー!」とか声を出す生き物じゃなくてよかった。。

斑入りのタニウツギ。葉っぱが一部先祖帰りしているので、剪定のときに切り取らなくては。
  
アリウム。一昨年の秋、3個植えた球根が4つに増えました。

昨年の夏に植えたアストランティア(Astrantia 'Buckland'
Astrantia 'Buckland'
Astrantia 'Buckland'
Astrantia 'Buckland'
)の開花が始まりました。うーーーん、かわいい!