12 May 2018

ゴディントン ハウス・アンド・ガーデンズ


グレート・ディクスターを訪れた後、小一時間ほど車を走らせてもう一つ庭を見に行きました。


貴族が暮らしたマナーハウスの庭は、いろんな意味でグレート・ディクスターと好対照。

600年前に建てられ、時代を経て今の姿になったお屋敷はツアーに参加して見学できます。
ガイドさんの知識が豊富で興味深く見学いたしました。


12エーカーの広大な敷地はいくつかの庭に区切られています。
こちらは新緑まぶしいワイルド・ガーデン(と言っても、我が家の庭より整然としているのですが…)。


イタリアン・ガーデンの入口には立派な藤が。
花の頃はさぞかし美しいことでしょうね~。

シダ植物のハウス。


色々な種類のジャーマン・アイリスが植えられたボーダー。
自分の庭に植えたいアイリスを選ぶのに良さそうです。

花盛りのアルパイン・ハウス。
写真下は Chiastophyllum。セダムの親類だそう。

Viola sororia cvs. 'Freckles'(多分)
そばかすが可愛い♥


ウォールド・ガーデンでは、ぎりぎりチューリップを楽しむことができました。


ハウスの中にいた苗たち。
発芽率100パーセント?種蒔が非常に苦手なワタクシ、思わず羨望の眼差しです。

ハウスの外にはお洒落なバグ・ホテルが。

他にもウッドランドなどあったのですが、時間切れで周れず。
要再訪、です。


帰宅途中に遭遇した「これぞ英国の春」な光景。
玉ねぎ畑の向こうに広がる菜の花畑。


Godinton House & Gardens
Godinton Lane, Ashford, Kent TN23 3BP

11 May 2018

春のグレート・ディクスター


2年近くぶりにグレート・ディクスターへ。
前回の訪問は夏で、その溢れる生命力に圧倒されたのだけど、春のグレート・ディクスターは如何に…。

ピンクのポピーが可愛い♥

夏のような鬱蒼とした感じではないけれど、カラフルな花々が咲き乱れておりました。

原色が多用されていたロングボーダー。

サンク・ガーデンも花盛り。


ワイルド・フラワーでしょうか?
ピンクの小花が集まって蕊がピョンピョンしているのが、いいですねぇ。


果樹園ではリンゴの花がほぼ満開でした。


きっちり整えられた生垣の前でのびのびと咲いている花たち。


チューリップはほぼ終わりを迎えていたのですが、こちらのコンテナはまだまだ元気でした。
この色合わせ!
この一画だけでひとつの庭のような…。

全体的に咲いている花の種類が少なかったので、また近いうちに再訪したいと思います。
とは言え、植物たち、カラフルにはっちゃけてましたけど。


Great Dixter House & Gardens
Northiam, Rye, East Sussex TN31 6PH
Tel: 08457 48 49 50

6 May 2018

チューリップ 2018


4月後半はずーーーっと雨、そして気温は冬、というお天気だった英国南東部。
が、チューリップには幸いだったようで、いつもより長く咲いていてくれました。

T. greigii ‘Pinocchio’

最初に開花したのは、こちらの原種系チューリップ。
一昨年の秋、種苗店から間違って送られてきたものです。
球根は10個だったのですが、なんと30個以上の花が咲きました!
次回は地植えにしようかな、と考えています。

T. 'Beauty Queen'

一昨年の秋に球根を植えたもの。
昨春はあまり咲かなかったのが、満を持して、という感じで今年はキレイに咲きました。

T. ‘Brown Sugar’

これまで、オレンジ系のチューリップは敬遠しておりました。
が、オレンジとダークパープルのチューリップを組み合わせてみたくてお迎えしたブラウン・シュガー。茶系オレンジで外側は赤みがかった複雑な色合い。いいねぇ。

T. ‘Burgundy’ 

こちらがブラウン・シュガーと一緒に咲くはずだった、バーガンディ。
大分遅れて開花。その間にブラウン・シュガーは雨に打たれて、いくつか茎がポッキリ、と(涙)
毎年言ってますが、本当、タイミングを合わせて咲かせるのって難しいですねぇ…フラワーショーに出しているガーデナーの方々、ただただ尊敬。

T. ‘Spring Green’ 

多分一番好きなチューリップ。
比較的安定して毎年咲いてくれるそうで、昨秋、新しい球根をガッツリ深めに植えたのでした。
夏にこの上に何か植えちゃわないように覚えておかねば…。

T. ‘La Belle Epoque’

ずっと気になっていたけど、個性的過ぎて庭で浮くのでは?と躊躇していたラ・ベル・エポック。
意外にしっくり馴染みます。
咲き始めのキュートな感じも良いですが、咲き終わりの熟れっぷりが堪りません!


こちらは数か月前にお迎えした多肉のリトープス。
脱皮しながら大きくなるそうで、最初の脱皮が始まりました。
なんとも面妖なお姿。
かさぶたを剥がすように古い皮を剥きたい衝動と戦っております(笑)