29 July 2017

今年のバラ 2017

我が庭の今年のバラ・シーズン、6 月初旬にやって来ました。
今年はバラごとに開花時期がまちまちで一斉に咲く、ということがなく。
只今、ほとんどの株で二番花の開花が始まったところなので、今後に期待したいです。

 
Desdemona

2 年目のデズデモーナ。鉢植えだったのを地植えにしました。
日当たりが微妙なので心配していましたが、まずまずハッピーな様子。

Carolyn Knight

こちらも 2 年目のキャロリン・ナイト。
昨年は大株のフロミスの陰で弱々しかったのですが、フロミスを抜いて日当たりが良くなったお蔭でスクスク成長しました。
が、最初に出た蕾がすべて落下して大ショック!
施肥して様子を見ていたら、新しい芽が出てきて無事開花しました(嬉)
パッションフルーツ系の美味しそうな香り。

Queen of Sweden

こちらも同じく 2 年目。
半日陰でも大丈夫、とのことだったのですが、何だか勢いがない感じ。
植え替えを検討中。


前住人の置き土産のアプリコット色のバラ。
一番花は 3 輪のみ。ガッカリしていたら、只今二番花の蕾がたくさん付いています。
花数を増やすべく、冬に強めに剪定してみるつもり。



上の 2 つのバラも前住人の置き土産。
強めに剪定したところ、出てきた芽を鹿に齧られ、大ショック!
が、新たな芽を出して花を咲かせてくれました。よく頑張った!
次回は何かカバーを設置しなければ…。

The Lark Ascending

昨冬お迎えした The Lark Ascending。
セミダブルのふんわりとした花がめっちゃ可愛い!
水彩絵の具の黄色とアプリコットとピンクを混ぜ合わせたような微妙な色合いが、ストライクゾーンど真ん中。 
弱めながら、ミルラの良い香りがします。

27 July 2017

ロンドンのアーバン・ガーデン


ロンドン北東部にある複合文化施設バービカン・センター。
その周囲には居住エリアが広がっていて、まるで小さな街のようです。


一部居住エリアの花壇が最近一新されまして、先日、バービカン・センターに行くついでに立ち寄ってみました。


デザイナーは Nigel Dunnet 氏。
敷地内はすべて歴史的建造物として保護されているため、花壇の形や配置を変えることはできなかったそう。



植栽は一新されていて、前がどんなだったか思い出せないほど馴染んでいます。


季節ごとに楽しめる宿根草と球根中心の植栽。
花が終わっても、シードヘッドなどがそのままデザインの一部になるようになっています。
一部切り取ったら、そのまま一般家庭の庭にも使えそうな感じで参考になりますねぇ。



こちらはバービカン・センター脇の花壇。
ガウラがコスモスの上を舞い飛ぶ蝶々のよう。

18 July 2017

ヒーバー城【Hever Castle & Gardens】


スペインから友人がやって来たので、一緒にヒーバー城に行って参りました。
ここは、ヘンリー八世の 2 番目の妻で後に処刑されたアン・ブーリンが子供時代を過ごしたお城です。

Rosa 'Ballerina'

広大な敷地がいくつかの庭に区切られています。


こちらはイタリアン・ガーデン。


ぐるりと壁で囲まれていて、カラフルな植栽と彫刻でイタリアを表現。



イタリアン・ガーデンの突き当りには大きな池が。


ローズ・ガーデン。
4000 本以上のバラが植えられているそうです。
女優のジュディ・デンチがこちらのお庭のファンだそうですよ。

 
 ロング・ボーダー。
キッチリ作り込んだイタリアン・ガーデンよりも自然風なこちらの方が好みだわ~。

夏らしい色合いのエキネシア。残念ながら名札が見当たらず…。


イタリアン・ガーデンの壁の外側は川の流れる遊歩道になっておりました。


オーナメンタル・グラスを多用した植栽。
四角く区切って植えられているのがパッチワークのよう。

ちなみにヒーバー城のすぐ外に、その名も「King Henry VIII」というパブがありまして、パブ飯がめっちゃ美味しかったです。


Hever Castle & Gardens
Hever, Edenbridge, Kent TN8 7NG
Tel: 01732 865224